北野作品ディグ継続中。 「ソナチネ」1993年。北野武監督。 ヤクザ稼業に嫌気が差している北嶋組幹部の村川は、 親分の依頼で助っ人として沖縄へ飛ぶことに。 村川の到着を機に抗争は激化し、 舎弟たちはひとりまたひとりと殺されていく。 舞台はほぼ沖縄。 砂浜・海辺でヤクザ達が無邪気に遊ぶシーンが印象的。 相撲・落とし穴を仕掛ける・雪合戦ばりの花火合戦・・・ そう、この作品はとても無邪気だ。 色合いが、美しい。 白い砂、蒼い海、赤い花、紅い血。 美しさとのコントラストに バイオレンスがしっかり用意されているんだけど、 今まで観た北野組の作品の中で、 どうしてこんなにも切ないんでしょう。 結末を待ちわびている感というか。 多くを語らない美学というものが この頃の 北野作品から確立されて始めたのかなと、思う。 いい作品。 寺島進・大杉漣がいい味出しています。
by lefthandedcoconut
| 2013-10-15 23:59
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