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ど根性物語・銭の踊り

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「ど根性物語・銭の踊り」
1964年。市川崑監督。
曲がったことが大嫌いな町田八百は
その腕を買われて殺し屋一味の仲間に引き入れられる。
だが、一味のやり方に反発したことから命を狙われ・・・。
市川崑×勝新太郎による異色ハードボイルド。


「黒い十人の女」が1961年の作品か。
感慨深いなぁ。
さて、こちら「銭の踊り」。
音楽も相当凝ってます。
ほぼ、ハナ肇によるスウィング。かっこいい!
勝新の血の煮えたぎるような真っ直ぐな男ぶり。
若い頃も味がありますなー!眉毛かなり太いなー!
(私は船越英二派ですが)

市川監督作品は
「車」や「電車」の存在〜スピードを
効果的に映すのが上手だと思う。
スピードといえば、台詞回しも。
奥様の和田夏十さんが脚本なのが
殆どですよね?
今回は共作のようですが、
独特のマシンガントークが今回も大炸裂。
これ、市川作品の面白さの秘訣。

主人公・八百(はっぴゃく)=勝新が
麻薬を取り扱う悪党に立ち向かう!みたいな
ストーリーなんですが、
この何十年後に
パンツの中から発覚(はっかく)するんだよなぁと、
ぼんやりと記者会見の様子が
脳裏とリンクしながら鑑賞しました。
by lefthandedcoconut | 2013-04-01 23:24 | sight
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