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牡蠣のち馬

今日は母親の誕生日だ。

お昼に好きな物を食べに行って、その後行きたい所に行こうと提案した。
生牡蠣が食べたいというので、某デパートの牡蠣レストランへ。
私、生牡蠣は正直苦手だが
母親が「美味しいよ、ほら、あんたも食べな」と嬉しそうに言うので、一緒した。
(うっひゃー!朝から何も食べていないのに、今日初めて口にするのは生牡蠣か!)とカラダの中で絶叫しながら食べた。
でもね、美味しいと喜ぶ相手に対して批判的な意見異見はマナー違反だから
頑張って美味しそうに食べた。
しかし、ギブ。
上手く誤魔化して、私の分を母親に譲った。
それでも母親は「美味しいからいくらでも食べられちゃうねー」と、喜んで食べている。
何はどうであれ、喜ぶ姿は、いい。

腹ごしらえ終了。母親が「運試ししたい」という。
馬券場のことである。

競馬新聞をかわりばんこに眺めて
パドックを流す馬の姿も眺めて
「あの姿はいいね」「あれ、落ち着きないから駄目ね」とか
確信のないことぬかしまくって
時間ギリギリに勝馬投票券を購入して
お互いの予想を語って
いざ。

ざっと4レースくらい勝負した。
なかなかいい当たり具合だった。
ゴール直後に
「よっしゃー!」なんて叫んじゃって、ピースでキメたり、親子で握手したりね。
馬鹿な親子である。(馬だけに)
とはいえ、馬はそう上手くコトを運んでくれないのだ。
勝った気分満載でも
財布の中身は大して増えもしなかった。
最終レースなんて
無名馬がぶっちぎってきやがった。
予想外。想定外。
人生そんなもんだぜ。

というわけで。
千軍万馬な母親よ、お誕生日おめでとう。
あなたが母親でいてくれて、本当に感謝しています。
by lefthandedcoconut | 2012-04-06 23:39 | touch
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