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MAX TUNDRA JAPANツアー 2010@水戸/BENと彼女とのおはなし

MAX TUNDRA JAPANツアー初日。
みなさまのお陰で、大成功の幕開けとなりました!
心から御礼申し上げます。
本当に本当に楽しい夜でした。


さて、今回は。
MAX TUNDRAことベンと彼女と
裏方だった私とのおはなしを書きます。


当日、ベン達が会場入りしたのが16時台だったかな。
リハが終わったのが17時台。
それからMAX TUNDRAことベンと彼女のシボネと
(彼女。正しくは、シェハーンっていうらしいけれど、
私はずっとシボネと呼んでいた)
スタッフの青山君と私で
30分から40分しかない自由時間を急ぎ足で
水戸芸術館のボイス展を観たりタワーに昇ったりしました。
(ベンは、アートに興味があるのだ)

ほぼ英会話の出来ない私が引率係で
とにかく不自由に感じただろうけれど、
ベンもシボネもとてもとてもいい人で
一生懸命私達と接してくれました。
海外から来日するアーチストって
どれほどクールなのかと思いきや、
その真逆でした。

ベンのリハ中に
「私はほんの少ししか英語を話せないけれど、
あなたとたくさん話したいよ、OK?」と
初来日の彼女に辿々しく伝えました。
笑って頷いてくれたので、勇気を出して言ってよかったよ。
その時ベンが「which song」を演奏したので
「この曲好きなの」とも彼女に話しかけました。
我ながら、出しゃばり。

私に「何か演奏はしないの?」とシボネが質問してきた。
「演奏は出来ないけど、音楽を愛しているよ」
といったらベンが初めていい笑顔をしてくれた。
「AGAGAはどんなDJをするの?」とベンが質問してきた。
この答えは、日本語でさえ言い表しにくい。
迷った顔をするAGAGA君の隣で
私が速攻「toy box」と答えたら、とてもウケてくれた。

この数時間後DJブース内で
AGAGAが流す「小原庄助さん」を
真横で常盤響さんが口ずさみながら踊っているという
目を疑いたくなるヤバい景色が見えた私である。あはは。

ベンは何度か来日しているので、
下手な英語とも話し慣れているようでした。
「ベンはいくつなの?」
「(顔を指差して)いくつに見える?」と可愛い笑顔だった。
こんな受け答えは世界共通なのだろうか。
先を歩いていた青山君について
「彼は20歳だよ」って話したら
「big baby」と連呼して大笑いしていた。
ちなみに年齢不詳なベンは、35歳である。
青山君よりベンの方が赤ちゃんみたいなのにな。

あれこれ話していたら、何故だか
韓国料理は美味しいよねという話題まで行きついて、一旦終了。


そうそう。
リハ直後、AGAGAの指輪に(芸術館で購入)
凄く興味を示していたベン。
その直後、芸術館行きが決定したので
「しめた!」
ベンとシボネにAGAGAと同じ指輪をプレゼント出来た。
すぐに身につけてくれた。
ライブ中もずっとしてくれていた。
鍵盤や機材を操るのに邪魔だったろう、ごめんよ。
でも、ベンってそんな人なんだよ、きっと。
あのステージング観た人はきっと分かるよね?
ベンの素晴らしさとか、楽しさとか、人柄とか。

昨日来日したばかり、
ジェットラグのせいで
相当眠いだろうし疲れていたんだよね。
でも、
あんなにも素晴らしいステージを魅せてくれた。
流石である。

CDで聴く限りでは、
どこまで加工した音や声か?と分からないものですが、
ベンは予想以上に本当に凄かったのだ。
あの美声も本物だし、
(高音になればなるほどマイケルジャクソンに負けず劣らずな声だと思う)、
主に鍵盤の演奏も、
(そうそう、ギターはなべくんのなのだ。夢のコラボだね)
おもちゃのような楽器達を操って、
そしてドドイッツのリーダーうんけんのような
パフォーマンスも披露し続けてくれた。
曲間に「ありがとござまーす」ってさ、ユーモアに溢れた音と人柄でした。

ライブ直後、
この感動をなんて伝えていいのか分からない上に
これを英語に置き換えて伝えるのに
さらにこんがらがっていた私は
「fantastic!」「LOVE!」の連発しか出来なくて悔しかったけれど、
お客さん達の表情や会場の雰囲気から、
直ぐに大成功だったとベンも感じたことでしょう。


その直後、常盤さんのDJのフレーズにあわせて
ベンが口笛ふいて、私が歌ったりして遊んだ。

そうそう、この頃に
「AGAGAはもっとDJしないの?」と何度も言っていた。
「もう終わったよ」と本人が答えた。
芸術館を散策して、食事が終わって会場に戻るなり、
しっかりDJを聴いていたんだよね、ベンは。
ま、その先の会話は置いといて...


そうなんだ
音楽ってさ
言葉以上に
伝わる


今夜
この場所で
こうして同じ音を
楽しんでくれた人達は
現場でしか味わえない
特別感を
おおいに
体感してくれたはず



ベンとシボネは疲労困憊で
先にホテルに戻ることになった。
そうだね、
今日から毎日、移動とライブだもんね。
荷物を運ぶのを手伝いながら、ホテルまで送った。
別れ惜しかった。
脳みそ内で翻訳機が動かない、何て言えばいいのか分からない。
嗚呼、こんな時得意の日本語ならば
気の利いた言葉を使うのに!
「thank you」「fantastic」「LOVE」の連発と握手とハグして別れた。

英会話、始めようかなぁと
ホテルからバブルまでの帰り道にトボトボと痛感。

というわけで、
大好きなアーチストが増えました。
MAX TUNDRAことBEN JACOBS。
また逢いたいです。必ず。



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by lefthandedcoconut | 2010-01-08 23:59 | hearing
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