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BOY MEETS GIRL



アレックス3部作・制覇。

レオス・カラックス監督。
「BOY MEETS GIRL」1984年。

親友に恋人を奪われ、彼を殺そうとし思いとどまったアレックスは、
同じ様な境遇の女性・ミレーユを知る。


全編通して、ダーク。
モノクロだから尚更拍車がかかっている。
カラックスの作品は
ダークなものばかりかもしれないけど、
動と静の違いは大いにあって、
この作品は、後者。

どうしても数日中に観た
「ポンヌフの恋人」と「汚れた血」の
強烈さが拭えなくてね、
この「BOY MEETS GIRL」がかすんでいる。

それと、この作品の情報を全く知らずに観ていたたら
「ヌーヴェルヴァーグの誰の作品?」て思ったかも。
(日本の音楽で例えるならば、
細野晴臣を聴いて育った
砂原良徳や小山田圭吾みたいな感じ)
そう、音楽といえば、
監督はDavid Bowieが好きなのかな、
よく使っているよね。


近頃映画やDVD漬けな私ですが、
ここから何かが生まれることはあるのだろうか。
「たかが」映画「されど」映画。
映画を知っていたって知らなくたって
どちらであろうが・生きて行くには支障はない。
1年間で映画を1本も観ない人だっているだろうし。
でも
映画の深みに塡まり・楽しさを知っている人の方が
より信頼出来る。
(そんな私は10年前くらいまで映画が苦手だったけど)

愛想笑いしてまで誰かにそばにいてもらうとか
誰かに気に入ってもらうよりも、
好きな映画や音楽があればいいや。
つまらない女・継続中。
by lefthandedcoconut | 2013-05-17 23:20 | sight
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