相変わらず 古いフランス映画もディグっている私、 フランソワ・トリュフォー強化期間になりそうです。 「恋のエチュード」 原題: Les Deux anglaises et le continent 1971年。フランス。 フランソワ・トリュフォー監督。 今世紀初頭のパリを舞台に、 15年という歳月にわたって再会と別離を遍歴する イギリス人姉妹とフランス青年の愛と苦悩を描く。 トリュフォーの代表作のひとつで 「突然炎のごとく」という作品がありますが、 (ジャンヌ・モローと2人の男性の恋物語) その逆パターンです。 「突然炎のごとく」は素晴らしい作品でしたが この「恋のエチュード」にはどんより、 この超マザコンで女々しい男の 恋愛劇には終始苦笑。 でも、トリュフォーの徹底した映像美は天晴、 アート好きな様子も垣間みれるし。 特徴的な描写には胸が突き刺されっぱなし。 処女の初夜シーン直後に 画面全部が血で覆い尽くされるシーンとか 発想が凄い。 どうでもいいけどこの頃の作品、 女優さんが潔い脱ぎっぷりですよね。 いやらしさなんかより、 ただ美しく映されていてね。 トリュフォー監督の好きな作品を書いておきます。 「黒衣の花嫁」「アメリカの夜」「華氏451」 「大人は判ってくれない」「突然炎のごとく」 私は ひとりの監督の作品達に関して 先に好きになる作品に出会いがちなので、 全ての作品を観るまでの「起承転結」の 「転」の展開に我慢できなくなったり。 恋愛みたいですね、これって。
by lefthandedcoconut
| 2013-04-05 23:45
| sight
|
カテゴリ
お気に入りブログ
saturday nig... VIDEO KILLER 箱庭ファンタジスタ 四つ目屋 atelier ROOT... 錆ツレ Female Trouble Magical Myst... ぽぼちゃん マニアですね! GREEN ONIONS ドドイッツ ライブインフ... SPAM イベリコヤマネコ商會 以前の記事
その他のジャンル
|
ファン申請 |
||