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2010年あれこれベスト3

「BOOK」
3:日々の泡/ボリス・ヴィアン (1947年)
2:人間失格/太宰治 (1948年)
1:いちばんここに似合う人/ミランダ・ジュライ (オリジナルは2007年)

今年は殆ど読書しなかった。反省。
この3つの作品は
言葉の分量が過剰でない割には
情景が鮮明に浮かび上がってくるという
技が共通していたので
映画の延長のような感覚で読めた。
それにしてもミランダ・ジュライの短編集、
すこぶるよかった。バイブル。

「MUSIC」
3:メイドインジャパニーズ/イルリメ (2009年)
360°SOUNDS/イルリメ (2010年)
2:BREAK BOY/環ROY (2010年)
1:REALITY BITES/KEN2-DSPECIAL (2009年)

今年は鎖国状態ですね。
日本人のアーチストや
DJによるmixにもドップリ。
イルリメも環ROYも
ライブで体感出来たので、尚良し。
来年早々は鎖国を止めて
いきなりラスタカラー、
(KEN2-Dの延長だな)
ウィーンとかビューンとか
飛び音ガンガンなDUBやレゲエをたくさん聴きたい。


「MOVIE」
3:華氏451/フランソワ・トリュフォー (1966年)
2:死刑台のエレベーター/ルイ・マル (1958年)
1:アメリ/ジャン=ピエール・ジュネ (2001年)

2009年は数の多さでしたが
2010年は本当に凄まじい作品に出会えた。
ヨーロッパ映画特有の
イヤミさとかオタクさとか暗さが好み。
華氏451のような
昔に作られた近未来テイストってたまらない。
死刑台のエレベーターは
ジャンヌ・モローとマイルスのトランペットがたまらない。
アメリは最高ですね、見てくれの可愛らしさよりも
内容を作り上げる男らしい手法がたまらない。

「MOVIE @theater」
3:かいじゅうたちのいるところ/スパイク・ジョーンズ
2:Dr.パルナサスの鏡/テリー・ギリアム
1:ミックマック/ジャン=ピエール・ジュネ

映画部とはいえ
今年の上半期しか活動してないね、りょうちゃん。笑。
来年は頑張ろう。
スパイク・ジョーンズ、文句なしの世界感。
テリー・ギリアムがCGって嫌だなーて
観る前は相当な偏見でしたが、寧ろ気に成らなかった。
お伽話的なのが得意だよね。
ジュネはもう、素晴らしすぎる。
でも、この作品は地元じゃ上映されなくてね。
(ここ数年のウディアレンの新作達も、ちっとも来ない)
田舎じゃいい映画をスクリーンで観る権利ないのか、アホ。


私が大金持ちだったら
映画館とクラブと本屋とキャバレーを
好き勝手経営運営したいなぁ。
直ぐに廃業しそうだけど。
by lefthandedcoconut | 2010-12-29 23:10 | touch
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