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BUFFALO '66

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サントラは気に入っていて
よくよく聴いているのですが、
このオオモトを、漸く観た。
ヴィンセント・ギャロ監督、脚本、音楽、主演の
1998年作品。

以下、あらすじ。
5年の刑期を経て出所してきたビリー。
仕事で家を離れ、両親に結婚したと偽っていた彼は、
実家に戻るため通りすがりの女・レイラを拉致する・・・。


ギャロの作品は、カメラワークが面白い。
イマジナリーラインをぶっ壊して
頭上から主人公を追っかけ回したり、
(小津監督の逆バージョンですね。高低。)
ピストル(ズ)を放った直後の静止画とか。
(↑大好きな作品のひとつ
「プライベートアイダホ」の
セックスシーンも似た表現をしている)
この映画の乾いた色彩は
カメラやフィルムのせいなのか?
いや、ギャロのセンスでしょうね。
(ギャロのファッションの
スモーキーな色合いの着こなしや、サイジング、すこぶるよい)

苛立ちと孤独を抱える主人公の男性は、
ギャロ自身を
削った残像なのかもしれませんが、
ああいった類いの男性に惹かれてしまうのが
女性特有の本能なのでしょうか?

クリスティーナ・リッチ、文句なしに可愛い。
あの真っ直ぐな眼差しと、体型に惹かれてしまうのが
男性特有の本能なのでしょうか?

私もmoonchildでタップダンスしたい。
by lefthandedcoconut | 2009-03-23 23:44 | sight
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